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BLOGSNSマーケティング

フォロワーが増えない理由は?オールドメディア・メーカーのSNS運用失敗5選と改善策

By 2025年7月17日No Comments

はじめに|「SNSって意味ないのでは?」と感じていませんか?

SNS運用を始めたものの、フォロワーがなかなか増えず、投稿への反応も少ない…。

そんな状況に、「やっぱりうちの業界にはSNSは向いていないのでは?」と悩む担当者は少なくありません。

特に、オールドメディアやメーカーなど、これまでマスメディアを中心にプロモーションをしてきた企業では、SNSの特性を理解しないまま運用し、成果が出ずに終わってしまうケースも。

そこで本記事では、オールドメディアやメーカーが陥りがちなSNS運用の失敗パターンを5つ紹介。さらに、それを回避するための具体的な改善策も解説します。


フォロワーが増えない理由は「投稿内容」にある!

SNS運用がうまくいかない理由の多くは、「業界が悪い」のではなく、運用のやり方が間違っていることにあります。

特にオールドメディアやメーカーは、企業側の都合に偏った投稿や、マスメディアの考え方をそのままSNSに持ち込んでしまう傾向が強く、フォロワーの共感を得られずに終わりがちです。

失敗①:「とりあえず告知」だけの投稿になっている

最も多い失敗が、SNSを単なる「告知板」として使ってしまうパターンです。

新商品の発売やイベント情報など、企業側が伝えたいことばかりを発信していると、ユーザーにとっては価値がなく、フォローする意味が感じられません。

改善策

  • ユーザーの役に立つ情報や、日常的に共感できるストーリーを混ぜる
  • 商品の裏側や制作秘話など、ファンが「知りたい」と思う情報も投稿

失敗②:「インフルエンサー施策をやればいい」と考えている

「有名インフルエンサーに紹介してもらえれば、フォロワーが増えるだろう」という短絡的な考えも失敗のもとです。

インフルエンサー施策は、適切なターゲティングや商品特性との相性を考えないと、フォロワー増加につながらないどころか、無駄なコストになってしまいます。

改善策

失敗③:「流行りのハッシュタグをつければバズる」と思っている

人気のハッシュタグを付ければ投稿が拡散される、と信じている担当者も多いですが、これは誤解です。

トレンドに乗っても、内容がフォロワーの興味や自社ブランドに合っていなければ、逆に「迷走感」が出てしまうことも。

改善策

失敗④:「SNSのアルゴリズムを知らない」まま投稿している

SNSの投稿がなぜ届くのか、どのような仕組みでリーチが決まるのかを理解していないと、せっかくのコンテンツも見てもらえません。

SNSは「時間軸」「エンゲージメント率」「保存率」などの指標をもとにアルゴリズムが決定しています。

改善策

失敗⑤:「エンゲージメント」を意識していな

投稿して終わり、という運用も危険です。フォロワーと会話する姿勢がなければ、ただの一方通行の発信になり、アカウントの魅力が薄れます。

改善策

  • コメントやメンションには積極的に返信する
  • アンケートや投票スタンプでフォロワーを巻き込む

フォロワーを増やすための具体的な改善策

SNS運用の成果は、戦略と設計次第で必ず変わります。

✅ ユーザー視点に立った投稿設計をする

✅ KPIはフォロワー数だけでなく、エンゲージメントも設定する

✅ 定期的に分析し、改善を続ける

✅ チーム全体でSNSの目的と役割を共有する

SNSは「告知の場」ではなく、ブランドとユーザーがつながる場所です。フォロワーを増やしたいなら、まずはユーザーにとって価値のあるコンテンツ作りから始めましょう。

オールドメディアやメーカーのSNS運用に悩む担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

必要であれば、SNS運用戦略の個別相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください!

加納 美音

新卒で大手アパレル総合商社→商社→日系化粧品メーカー商品企画・PR→PR、マーケティング、デジタル販促に従事。 入社半年で5,000名の内、月間セールスランキング1位を獲得。 商社にて新規部署立ち上げとして入り、赤字から黒字へ転換、年間10億円の 売上高を達成し、事業部化。 メーカーにて新ブランドをローンチし、半期売上5億円を達成。 その後、XROSSOVERに参画し、消費財メーカーを中心に「可視化できるPRマーケティング」を実施。「SNSでモノは売れる」ことを体現し続けている。 #プロジェクトチームの育成、強化 #クリエイティブディレクター #SNSの最適化と分析